大学の理想と現実

一般論に惑わされるな!!!

私は同志社大学1回生の者です。この春念願の同志社大学に合格し、夢のキャンパスライフを期待していた大バカ者です。

これから、

  1. 関関同立に行きたい!

  2. 関関同立行ったら就職も安泰やろ〜笑

  3. 受験勉強頑張るぞー!!

と思っている方や、その保護者に一言、 ちょっとまったと言いたい。

大学に行く理由

そもそもみなさんはなぜ大学に行くのでしょうか。また、行きたいと思うのでしょうか。 正確には「行かなければならない」と言った方が正しいのかもしれません。大学に行く理由として1番に挙げられるのは、大学に行かないと就職ないし、、、学歴も高卒では、、、といった漠然な思い込みからかもしれません。僕もそうでした。では、その思い込みはどこから来るのでしょうか。それは、親、先生、先輩、友達、その他もろもろの環境からだと思います。周りの影響とは、非常に大きいものです。大学に入り春から一人暮らしをして1番感じたものです。将来やりたいことが決まっている人は大学に行く必要なんかありません。その道を極めていきましょう。これから求められる人材は協調生を大事にするそこそこ良い大学出の凡人よりも、何か一つ秀でたものがあるスペシャリストだと思います。

受験勉強なんて数ある入学方法のうちの1つにすぎない

これは私が入学してから1番最初に感じたものです。全学生のうち半分は一般入試以外で入学してきたと思ってもらって構いません。ここからわかるように、関関同立や、その他の私立大学に入りたいなら、「何も受験勉強を第一に考える必要はない」ということです。 一度高校の先生や、大学のホームページなどで入学方法を詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

意味不明な建造物の数々

大学と小中高の一番の違いはなんといっても建物の造りです。そのインパクトに圧倒され、「自分もこの大学に行きたい」と思う人も多いのではないでしょうか。実際に授業を受けてみて思ったことは、何一つ今までと変わりません。先生の名前が教授に変わるのと、教授は黒板を使わずワープロを使って授業を進めていくことくらいです。同志社大学は一回生の時コミュ二カティブイングリッシュという必修の英語科目を取らなければなりません。その科目は最初に1回生全員でテストを行い三つのクラスに分けられます。私は真ん中のクラスになりましたが、中3の文法くらいの知識があれば余裕です。1番下のクラスなんかは、I am からはじまるそうです。(笑) はっきり言って、受験英語の方が100倍難しかったです。(笑)

明確なビジョンを描いて大学に入っても、メリットなどない

「将来のやりたいことのために大学の学部を選べ」と先生などから言われた経験はありませんか?そのことについて一言言っておきますが、大学の学部なんてどこでも一緒ということです。 法学部に入ったから法律に詳しくなり弁護士に一歩近づくとか、経済学部に入ったから経済に詳しくなる といったことはまずありません!!本気で何かの資格を取りたいと思っている人は、図書館や自主学習ルームで死ぬ気で勉強しています。これは私自身受験勉強を通してわかったことですが、勉強とは自分でするものです。 また、今や「新学部設置」や、「海外の〇〇大学と提携してる」といったキャッチフレーズで生徒を呼び込もうとしていることからもわかるように、実態のわからない学部学科なんていっぱいあります。

これから大学生になる上で気をつけたいこと

大学に合格したら遊びまくるでー! このように思って受験勉強をしている人も多いのではないのでしょうか。実際私もこのように思いながら勉強していました。確かに大学生は受験勉強のように一日中机に向かって勉強ということはまずありません。しかし、大学生は社会人になる一歩手前の期間です。就職活動の時、自身の大学生活を振り返って、「遊び」しか浮かばないようなら、ゲームオーバーです。 この期間に、資格を取り自身を能力アップさせる、学校教育では学ばなかった「お金」について学び、投資やブログなどをする、何か一つ言語を習得する、など、武器を1つでも作っておきましょう。

最後に

これまで大学に対してデメリットばかり書いてきましたが、メリットもあります。それは、人付き合いが広がる ことです。 自分と同じ趣味や価値観を持っている人は必ずいます。なんせ大学は広いですから。(笑) しかし、自分からアクションを起こさない限り何も始まらないのが大学でもあります。 小中高では、クラスというグループがあるので、一ヶ月くらい経てば、自然に全員の顔くらいは覚えます。しかし、大学ではクラスという概念がなくなり、1つの授業でも、生徒が500人なんてこともあります。1年経っても覚えられません。なので大学では、自分から行動するということが何をするにも大切になってきます。

この記事を読んで、大学というものを今までとは異なった角度から見てもらえたら幸いです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。